女性科学研究者の環境改善に関する懇談会 Japan Association for the Improvement of Conditions of Women Scientists

カテゴリー: シンポジウム

シンポジウム

ここでは、JAICOWSの主催するシンポジウムや、ジェンダー関連の学会・シンポジウム等についてご案内します。

2020年度総会(2021年5月30日)

総会議事    :    15:00₋15:30 (オンライン)
研究会   :15:30₋17:30
ブックレット『非常勤講師はいま!』刊行記念公開講演会: 15 : 30 〜 17:30
・「コロナ下で、非常勤講師問題を考えることの重要性」
講師 羽場久美子(JAICOWS会長、青山学院大学名誉教授、神奈川大学教授)

・「統計分析の結果より」
講師 直井道子(JAICOWS理事、東京学芸大学名誉教授)

・「自由回答の分析結果より」
講師 袖井孝子(JAICOWS理事、お茶の水女子大学名誉教授)

2020年7月2日(木)1時20分から2時50分 (オンライン)

研究会:「国際社会の中の、日本のジェンダー問題」(1時20分―2時50分)
伊藤美千穂先生(京都大学・JAICOWS新役員・日本学術会議連携会員)
「京都大学におけるジェンダー問題」
海妻径子先生(岩手大学・JAICOWS新役員・日本学術会議連携会員)
「文化・教育政策の民営化・モジュール化とジェンダー」
役員会2(11月15日)
役員会3(2021年4月4日)コロナ禍のため2月から延期
役員会4(2021年5月23日)総会(2021年5月30日)

2019年度総会(2020年2月9日) 役員会12時・総会1時・研究会2時―5時 

研究会:「オリンピックとジェンダー」(2時―5時)

司 会:田原淳子(JAICOWS事務局長 国士舘大学教授)
登壇者:跡見順子(東京大学名誉教授)
「自分の体を俯瞰する身心一体科学」
庄司信明(元朝日新聞スポーツ担当記者)
「オリンピック・スポーツとジェンダーを考える」
コメンテーター:国枝たか子・袖井孝子
役員会1(2020年6月27日)

 

JAICOWS研究会開催のご案内】

2019年7月11日(木)13:20-14:50

会場:青山学院大学17号館本多国際会議場

講師:上野千鶴子(東京大学名誉教授)

テーマ:ジェンダー研究の現状と課題(TBA)

JAICOWS研究会と学生さんの啓蒙とのジョイントの試みです。皆様ぜひ奮ってご参加ください。

―――――過去に開催された各種イベント等のご紹介―――――

【2019年総会・シンポジウム・研究会】
日 時:2019年1月27日(日)
13 :00~13 :45 総会
14 :00 ~17 :00 シンポジウム
会 場:青山学 院大学 総研ビル12 階 大会議室

テーマと講師:
① 緊急!非常勤講師に関するアンケート調査報告
渋谷淳一(東京福祉大学専任講師)
② 非常勤講師組合から、非常勤講師の現状と課題
衣川清子(首都圏大学非常勤講師組合 書記次長、法政大学非常勤講師)
③ 性犯罪規定改正後の性被害の状況―性被害救済センターの調査から
宮園久栄(東洋学園大学人間科学部教授)


【2018年総会・シンポジウム・研究会】
日 時:2018 年1 月27 日(土)
場 所:青山学院大学8 号館4 階会議室
テーマと講師:
・「ダイバーシティとは何か?-女性研究者支援との関わりで-」江原由美子先生(横浜国立大学)
・「グローバル化時代の先進国女性の貧困(日本社会の底辺を支える女性)」羽場久美子会長(青山学院大学)


【日本学術会議ジェンダー関係シンポジウム2018年】
1)「セクシャルハラスメントを巡る法政策の現状と課題ーハラスメント根絶に向けて-」
日   時:2018 年9 月3 日(月)13:00〜18:00
場   所:日本学術会議講堂
主   催:日本学術会議  法学委員会ジェンダー法分科会
共   催:ジェンダー法学会、日本スポーツとジェンダー学会、奈良女子大学アジア・ジェンダー文化学研究センター、
ジェンダー視点に立つ『新しい世界史』の構想と『市民教養』としての構築・発信 研究代表者:三成美保 」
後   援:日本ジェンダー学会、ジェンダー史学会
2)「ドイツのハルツ改革が労働法・社会保障法に与えた影響」
日   時:  2018 年9 月14 日(金)
場   所:  日本学術会議講堂
主   催:  日本学術会議  第一法学委員会「セーフティ・ネットのあり方を考える」分科会
共   催:  科学研究費基盤研究(S)「雇用の持続可能性とパラダイム転換」(研究代表者:和田肇)
基調講演(逐語通訳付き)
ライムント・ヴァルターマン(ドイツ・ボン大学法学部教授)
討論者    和田  肇  (名古屋大学大学院法学研究科教授)
廣瀬真理子(東海大学教養学部教授)


【2017年総会・シンポジウム・研究会】
・第1 回研究会
日 時:2017 年5 月9 日(火)19:00~20:00
場 所:青山学院大学 総研ビル10 階 第18 会議室
テーマと講師:「格差・貧困をどう捉えるか -ジェンダーの視点から-」大沢真理先生(東京大学)
・第2 回研究会
日 時:2017 年11 月26 日(日)14:00~17:00
場 所:青山学院大学 総研ビル10 階 第17 会議室
テーマと講師:「女性内の階層性を考える」白波瀬佐和子先生(東京大学)
「高齢化社会の予防医学-老化と健康-」湯村和子先生(国際医療福祉大学病院予防医学センター)


【日本学術会議ジェンダー関連の活動への参画】

1)シンポジウム「学術の再生産が危ない!」
主 催:日本学術会議社会学委員会ジェンダー研究分科会
日 時:2017年9 月18 日(月)13:00~16:30
場 所:青山学院大学 総研ビル12 階 大会議室
講師とテーマ:
河野銀子(山形大学)「女性研究者はどこにいるのか」
宮浦千里(東京農工大学)「科学技術分野の研究支援人材等んきかかわる課題」
羽場久美子(青山学院大学・JAICOWS 会長として参加)「女性研究者の貧困をどう解決するか?-博士号取得者・非常勤講師」
廣森直子(青森県立保健大学)「非正規化の進む図書館職場d専門性は保てるか」
清末愛砂(室蘭工業大学大学院)「女性研究者支援事業は誰のためにあるのか」

2)シンポジウム「ジェンダー平等政策の今を問う」
主 催:日本学術会議法学委員会ジェンダー法分科会・同社会学委員会ジェンダー政策分科会
日 時:2017年9 月23 日(土)13:00~17:00
場 所:学習院大学 目白キャンパス 西2 号館301 教室
登 壇:廣瀬真理子(東海大学)「高齢者介護政策とジェンダー平等」
浅倉むつ子(早稲田大学)「『働き方改革』とジェンダー平等」

日時:2017年1月21日(土)14:00-17:00
「イスラーム女性と国際スポーツ ~ヴェールをめぐる葛藤と共存性」荒井啓子(学習院女子大学教授)
「若手研究者養成における課題:ジェンダー差別と「しかたない」論理の再生産福永真由美(東京大学准教授)
会場:青山学院大学 青山キャンパス 総研ビル 10階 第18会議室(東京都渋谷区渋谷4-4-25)http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html


【日本学術会議公開シンポジウム】

テーマ: LGBTIの権利保障 -雇用と労働-
開催日時: 2016年12月11日(日) 13:00~17:30
開催場所: 日本学術会議講堂(事前予約不要・入場無料)
開催案内: http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/230-s-1-10.pdf

開催趣旨:LGBTIに関する権利保障は、親密関係・教育・労働の三位一体で進められなければならない。雇用・労働をめぐっては、職場でカミングアウトできないため、問題が隠されたままになることが多い。しかし、求職や職場環境等での深刻な人権侵害のケースが報告されている。「個人の尊重」(憲法13 条)に基づき、性的指向・性自認・性に関わる特徴にかかわらず、すべての個人が能力を発揮できる制度や環境を整える必要がある。

プログラム:
13:00~13:05 開会挨拶 三成 美保(日本学術会議第一部会員、奈良女子大学副学長)
13:05~13:30 報告1 「LGBTIの権利保障と労働法―総論」
名古 道功(日本学術会議連携会員、金沢大学人間社会学域法学類教授)
13:30~13:55 報告2 「性的指向・性自認に関する問題と労働法政策の課題」
内藤 忍(労働政策研究・研修機構副主任研究員)
13:55~14:20 報告3「LGBTが働きやすい職場づくりへ向けた企業の取り組み」
村木 真紀(NPO法人虹色ダイバーシティ代表)
14:30~14:55 報告4 「LGBTIの雇用と労働ーILOの政策を中心に」
木村 愛子(NPO法人ILO活動推進日本協議会[日本ILO協議会]理事長、国際人間環境研究所所長)
14:55~15:20 報告5「LGBTが職場で直面している困難の法的解決に向けて」永野 靖(東京弁護士会、LGBT法連合会)
15:20~15:35 コメント1「企業の先進的取り組み」 柳沢 正和(ドイツ証券)15:35~15:50 コメント2「LGBT若者の就活支援」 薬師 実芳(NPO法人ReBit代表)
16:00~17:25 総合討論
(司会)榊原 富士子(日本学術会議連携会員、東京弁護士会)
國分 典子(日本学術会議連携会員、名古屋大学大学院法学研究科教授)
17:25~17:30 閉会挨拶 二宮 周平(日本学術会議連携会員、立命館大学法学部教授)
総合司会 長 志珠絵(日本学術会議連携会員、神戸大学大学院国際文化学研究科教授)


JAICOWS研究会開催のご案内】

テーマ: 「においは薬になりますか?」 「男女共同参画、京都の場合」

講師: 伊藤美千穂先生(京都大学大学院、薬学)

開催日時: 2016年4月19日(火)19:00~20:00 [予定]

開催場所: 青山学院大学 青山キャンパス 15号館13階 エグゼクティブ・ミーティング・ルーム

前回の研究会・総会とは別の建物になります。

アクセスマップ: http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html

キャンパスマップ: http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html

 

年度始めのお忙しい時期かとは思いますが、ぜひご参加くださいますようご案内いたします。


【日本学術会議シンポジウム開催のご案内】

テーマ: 家族のあり方を改めて考える--最高裁大法廷判決から―

開催日時: 2016年2月22日(月)18:30~20:30

開催場所: 学習院大学 目白キャンパス 中央教育研究棟301教室

http://www.unive.gakushuin.ac.jp/mejiro.html

主催: 日本学術会議第1部法学委員会ジェンダー法分科会、

日本学術会議第1部社会学委員会ジェンダー研究分科会

申込: 参加無料、事前申込不要

[プログラム]

あいさつ・趣旨説明:後藤弘子(千葉大学教授・第1部会員)

第1報告 「夫婦別姓最高裁判決について」大谷美紀子(弁護士)

第2報告 「家族法の立場から」二宮周平(立命館大学教授・連携会員)

第3報告 「憲法の立場から」武田万里子(津田塾大学教授・連携会員)

第4報告 「社会学の立場から」上野千鶴子(立命館大学特別招聘教授・連携会員)

討論・コーディネーター 遠藤薫(学習院大学教授・第1部会員)

まとめ 後藤弘子


JAICOWS公開講演会のご案内】

テーマ: 「家族と憲法――2015年12月16日最高裁判決をめぐって」

講師: 辻村みよ子先生 (明治大学教授)

「オランダの女性と就労をめぐる課題」

講師: 廣瀬真理子先生(東海大学教授)

開催日時: 2016年1月9日(土)14:30~17:00

開催場所: 青山学院大学 青山キャンパス 総研ビルディング10階 第17会議室

アクセスマップ: http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/access.html

キャンパスマップ: http://www.aoyama.ac.jp/outline/campus/aoyama.html


NSFJST サイエンスアゴラ2015参画企画

日米フォーラム『女性参画拡大を科学する』

テーマ: 「女性参画拡大を科学する ~科学技術における多様な人材の参加~」

開催日: 2015年11月13日(金) 10:30~13:00

開催場所: 日本科学未来館 7階 未来館ホール

・新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分

・東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅 」下車、徒歩約15分

参 加: 無料 ⇒ 参加登録URL: https://form.jst.go.jp/enquetes/STEM

主 催: 科学技術振興機構(JST)、米国国立科学財団(NSF)

内 容: 講演と討論 (日英同時通訳あり)

登壇者:  Kellina Craig-Henderson, Ph.D.  NSF 社会科学局 副局長

Cheryl Kaiser, Ph.D.  ワシントン大学心理学准教授

Chad Forbes, Ph.D.  デラウェア大学社会心理学助教

青木 玲子 九州大学 理事・副学長(国際、知的財産、男女共同参画担当)

矢尾 育子 浜松医科大学 メディカルフォトニクス研究センター准教授

高橋 修一郎 株式会社リバネス 代表取締役社長 COO

大野 由夏 北海道大学 経済学部教授

甲田 彰 JST 理事

渡辺 美代子 JST 副理事(ダイバーシティ推進室長)

※ 詳しくは下記企画webサイトをご覧下さい。

女性参画拡大を科学する 企画ページ:  http://www.jst.go.jp/csc/scienceagora/program/booth/ab_10


静岡大学「未来を開く明日への懸け橋   レインボープラン」男女共同参画シンポジウム

地域連携による女性研究者支援

 

開催日: 2015年11月12日(木) 13:30~16:30

開催場所: 静岡大学 大学会館大ホール(静岡キャンパス)

JR静岡駅 北口バスターミナルよりバスにて約25分

( http://shizuoka.ac.jp.p-view.net/access/index.html )

主 催: 静岡大学

参加費: 無料

一時保育: 無料(申込み:11月6日(金)まで)

■プログラム:

13:30 – 13:40  開会挨拶 伊東幸宏(静岡大学長)

13:40 – 14:30  基調講演「IBMの経営とダイバーシティ−」

講師 / 橋本孝之氏(日本IBM株式会社 副会長)

14:40 – 14:55   しずおか優秀若手女性研究者表彰 表彰式

14:55 – 15:55   「未来を拓く明日への懸け橋 レインボープラン」

プログラム成果報告 / 連携機関の発表

15:55 – 16:10   ショートリポート

・研究支援員制度利用者による報告

糸川紅子氏(静岡県立大学看護学部講師)

・連携研究支援制度利用者による報告

本橋令子氏(静岡大学学術院農学領域教授)

16:10 – 16:25   今後の展望と取組み

澤渡千枝(静岡大学副学長(男女共同参画担当)・男 女共同参画推進室長)

16:25 – 16:30  閉会挨拶 前田千尋(静岡大学理事・事務局長)


【日本学術会議公開シンポジウムのご案内】

テーマ: 「均等法は白鳥になれたのか — 男女平等の戦後労働法制から展望する」

主 催: 日本学術会議 社会学委員会・ジェンダー研究分科会

開催日: 2015年10月25日(日) 13:30~17:00

開催場所: 日本学術会議 講堂

・東京メトロ(千代田線)「乃木坂駅」5番出口

http://www.scj.go.jp/ja/other/info.html

控えめな立法だった1985年均等法から1997年の改正強化により、同法は「みにくいアヒルの子から白鳥になった」とも称された。

しかしこんにち、大多数の女性は、均等待遇とは無縁に非正規・パート・派遣などとして働 いており、女性の貧困、子どもの貧困が

憂慮 されている。

2015年8月に女性活躍推進法が制定されたことは、均等法体制をどのように変えるのだろうか。

 

  • コーディネータ: 大沢 真理(日本学術会議連携会員、東京大学教授)
  • 開会挨拶: 遠藤 薫(日本学術会議第一部会員、ジェンダー研究分科会 委員長、学習院大学教授)
  • 報告:

1 上野 千鶴子(日本学術会議連携会員、立命館大学特別招聘教授)

2 中野 麻美(弁護士、フォーラム・「女性と労働21」共同代表、派遣労働者ネットワーク理事長)

3 小林 洋子(厚生労働省 雇用均等・児童家庭局雇用均等政策課長)

  • コメンテータ:

村尾 祐美子(東洋大学准教授)

松田 康子(情報労連、労働政策審議会雇用均等分科会前委 員)

  • 総括

コメメント:

小宮山 洋子(小宮山洋子政策研究会、元厚生労働大臣)

ポスター http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/214-s-1-2.pdf

国際シンポジウム 「なぜアメリカで女性大統領は誕生しなかったのか? ジェンダーと多様性から考える2016年大統領選挙」

陽射しが明るくなり、春の訪れが感じられる季節になりました。いかがお過ごしでしょうか。
さて、3月18日(土)にお茶ノ水女子大学で開催されます国際シンポジウムのご案内をさせていただきます。間近になりましたが、多数の皆さまにご参加いただければ幸いです。
          記

国際シンポジウム
「なぜアメリカで女性大統領は誕生しなかったのか? ジェンダーと多様性から考える2016年大統領選挙」

日時:2017年3月18日(土)13:30-17:00
会場:お茶の水女子大学共通講義棟1号館304号室

第1部 特別講演

1. メリッサ・デックマン(Washington College)
「トランプ時代におけるジェンダー・ギャップ:2016年大統領選で女性有権者の投票行動から何を学ぶか」
2. ジュリー・ドーラン(Macalester College)
「女性大統領候補:2016年大統領選におけるジェンダーの役割

第2部 ラウンドテーブル:多様性の視点から見たトランプ政策

メリッサ・デックマン (Washington College)
ジュリー・ドーラン (Macalester College)
マリアン・パリー(University of Delaware)
武田 宏子(名古屋大学)
申 *榮(*は王偏に其、お茶の水女子大学)

日英同時通訳あり

参加申込(入場無料):参加申込フォーム 
http://www2.igs.ocha.ac.jp/events/events-2016/2017/02/0318/
主催:お茶の水女子大学 グローバル女性リーダー育成研究機構 ジェンダー研究所、JAWS(日米女性政治学者シンポジウム)
後援:明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター

<趣旨>
昨年11月に行われたアメリカ大統領選挙は、アメリカで初の女性大統領が誕生するのか、またはアメリカ歴史上政治経歴のないもっとも「アウトサイダー」が勝利するのかをめぐって世界の関心を集めた。そのため、選挙キャンペーン中、これまで以上にジェンダー・人種・移民の問題が争点になり、「アメリカ的価値観」をめぐる激しい対立が目立った。就任後のトランプ政権は、選挙公約の実現にむけて「米国第一主義」を隠れみのに、多様性を否定する危うい政策を次々に発表した。トランプは、なぜ、誰に支持されたのか?「歴史上初の女性大統領」の誕生はなぜ失敗したのか?トランプ政権の動きをどのように理解すべきか?
本シンポジウムは、ジェンダー・多様性の視点からアメリカ大統領選挙の結果及び、その後のトランプ政策が持つ社会的影響を理解することを目的に企画された。シンポジウムの第1セッションでは、アメリカ政治学の専門家による基調講演、第2セッションでは、ジェンダーと政治を専門にする研究者を招いて、基調講演者とともにトランプ政策について議論するラウンドテーブルを設ける。アメリカ政治の行方に関心のある研究者に限らず、広く市民の方々からの参加も期待したい。

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