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<新刊書> <一覧> <単著> <編著> <共著> <監訳書・共訳書> <共同編纂・事典>

新刊書(2006年02月28日更新)

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ヨーロッパの東方拡大

羽場久美子, 田中素香, 小森田秋夫 編

岩波書店 2006/06 \3,675

ISBN4-00-025453-7 C0031

 拡大と深化の途上にあるEUは,なぜ近代欧州の枠組みを変更してまで拡大を余儀なくされているのか? 中・東欧を中心に,旧加盟国とその隣接地域も考察の対象とし,総合的・長期的視野から,拡大欧州の特徴と意義を検討する.現地研究を基礎にしつつ一国的な視点に陥らない共同研究の成果をまとめる.


Globalization, Regionalization and the History of International Relations

Edizioni Unicopli, Milano, Deakin University, Victoria, Australia  2005/10

ISBN: 884001022X


 

新しいヨーロッパ、拡大EUの諸相

(国際政治 142号)

有斐閣 2005/09 \2100

 


 

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21 世紀の安全保障と日米安保体制

菅英輝・石田正治編

ミネルヴァ書房  2005/07 \4410

ISBN 4623043053

 冷戦後の国際環境の変容にくわえて、9.11テロ以降の日本を取り巻く安全保障環境は急激に変化、これまでの外交・安保観や安保政策は相当の修正を迫られている。本書では、歴史的・実証的考察、現状分析をふまえ、21世紀の安全保障を「原点」に戻り、日米安保体制との関連で分析、日本の外交・安保政策についての考察・評価に必要な知見を提供する。

第1部 アジア太平洋の安全保障と日米安保(なぜ冷戦後も日米安保は存続しているのか
アメリカ軍事戦略下の日米安保 ほか)
第2部 ヨーロッパの安全保障とNATO(NATOの東方拡大と欧州の安全保障―コソヴォ空爆からイラク戦争へ、アメリカの影
コソヴォ危機と人道的介入論)
第3部 安全保障の原点から考える(国家の安全と国民の安全
安全保障の社会的次元 ほか)
第4部 地域から安全保障を考える(いま「九州・沖縄」から平和を創る―「非核神戸方式」と地域・自治体の平和力
沖縄ジャーナリズムに見る安保と憲法 ほか)


 

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国際関係の中の拡大EU

森井裕一編

信山社出版 2005/03 \2982

ISBN 4797233370

 新たに10カ国が加盟し、憲法条約を締結した拡大EUの現状と課題を政治・法律・経済などの面から検討し、EU構成国からの視点でヨーロッパ統合の諸面を取り扱う。拡大EUはグローバル化にどのように対応し、国際関係の中でどのようなインパクトを持つようになるのか。

第1部 変容する欧州をみる視界(拡大EUの概要―歴史と制度
EU法制度の形成と東方拡大
拡大EUの経済的挑戦―経済統合史との関連で
経済統合の政治的インパクト
拡大EUと欧州安全保障防衛政策(ESDP) ほか)
第2部 欧州拡大と国家(ドイツ連邦共和国とEU
フランスのヨーロッパ政策―イラク危機から拡大、EU憲法へ
イギリスとEU
拡大EUと中・東欧、ワイダー・ヨーロッパ―多元的な世界秩序の構築に向けて
ポーランドとEU ほか)


Russian and NATO : New Areas for Partnership

St. Petersburg University, School of International Relations

St. Petersburg State University Press 2004

 


 

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拡大ヨーロッパの挑戦

   アメリカに並ぶ多元的パワーとなるか

中央公論新社 2004/06 \780

ISBN4-12-101751-X

2004年5月の拡大により、25カ国、人口4億5000万、GDP10兆ドルとなった欧州連合(EU)は、グローバル化時代に、新たな挑戦の時を迎えている。新加盟国の10カ国は、民族も政治も多元的であり、「ヨーロッパとは何か、どこまでか」が問われている。多元的欧州はアメリカを超えるパワーとなるか。逆に、多様性は内部統一を困難にするのか。米欧主導時代の幕開きの中、日本はどう振る舞うべきかをも展望する。


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歴史としての

   ヨーロッパ・アイデンティティ

谷川稔(編)

山川出版社 2003/11 \2940

ISBN4634649101

古代から現代まで時空を超えて漂流する境界域の記憶を手がかりにヨーロッパの自己認識を検証する。
西洋史研究のレゾン・デートルを問う。

序論 歴史としてのヨーロッパ・アイデンティティ―記憶の歴史学から
第1部 前近代世界と「ヨーロッパの記憶」(古代史からのまなざし中・近世史のディスクール)
第2部 近・現代世界と「ヨーロッパの記憶」(EUのマトリクス?鏡としてのヨーロッパ)

第二部 『EUの拡大と「中欧」認識のゆらぎ ヨーロッパと国益のはざまで』を執筆。


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EUのなかの国民国家

   デモクラシーの変容

日本比較政治学会(編)

早稲田大学出版 2003/06 \3150

ISBN4657036173

EU加盟国は第5次拡大で合計25か国になる。統合推進国ドイツをはじめ、イギリス、イタリア、そして新たに加盟するチェコ、ハンガリー等の政治情勢を分析し、ヨーロッパ統合が国民国家デモクラシーにもたらす功罪を問う。8章を執筆。

 
1 ヨーロッパ化と政治的正統性の行方
2 政治構造の変容と政策変化―欧州統合の中のドイツ
3 現代ポルトガル政治における「ヨーロッパ化」のジレンマ―ガヴァナンスの変容とデモクラシーの「二重の赤字」
4 イギリスにおける地方統治の変容―サブナショナルなレベルの活性化
5 EU統合と政治改革―イタリアの「長い過渡期」
6 中・東欧諸国における「民主化」と「EU化」―チェコ共和国を一例に
7 スロヴァキアの国内政治とEU加盟問題―1993‐2002年
8 ヨーロッパ拡大とハンガリーおよび周辺地域マイノリティの「民主化」


購入方法について

 法政大学出版局がお取り扱いしております。申し訳ありませんが、e-mailかFaxで直接お申し込みください。(送料込み2800円)

e-mail : sales@h-up.com

Fax : 03-5214-5542

The Enlargement of the European Union toward Central Europe And the Role of the Japanese Economy

ed. by Kumiko Haba, Janos Hoos, Tibor Palankai, Budapest, Hungary, 2002.

本書は、中欧諸国、ロシア、アメリカ、日本の研究者が一堂に会し、
EUの東方拡大とその問題点を論じた意欲的な論文集である。ハンガリーの建国1100年記念の日本・ハンガリーフェスティバル、および法政大学120周年として開催された
国際シンポジウムの講演集である。

○目次  


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『21世紀 国際社会への招待』

羽場久シ尾子・増田正人編

有斐閣 2003/7 \2000

ISBN: 4641086877

国際社会,国際政治,国際経済を学ぼうとする大学新入生向けに編まれた導入教育テキスト。地球規模の国際社会の成立,グローバリゼーション下での変貌,今まさに展開されている状況から何を読みとり,何を考えるか。第一線の研究者が,具体的にわかりやすく問いかける。
 

目次
第1部 現代国際社会の形成と発展
 地球規模の社会の成り立ち
 国民というまとまりの誕生
 福祉国家というあり方
 クレムリンの外交官
 広がる地域統合
第2部 アジア・世界への国際社会の広がり
 発展するアジア・第三世界
 東南アジア経済発展の光と影
 南アジアの民主主義と原理主義
 中国,そして「中華世界」
 世界の中の日本
第3部 グローバリゼーションと国際社会
 誰がグローバリゼーションを推し進めるのか
 便利で豊かな社会の裏側
 国境を越えるビジネス
 援助から連帯へ
 「沖縄問題」から考える日本の国際認識
第4部 新しい国際社会状況
 国境を越えるメディア・コミュニケーション
 メディアは第三世界の民主化とどうかかわるか
 多民族国家アメリカ
 フランスは移民をどう受け入れてきたか
 グローバル経済と地球環境問題
 中東世界の現在
 国際化と地域アイデンティティ


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『ハンガリーを知る47章
       ドナウの宝石』

羽場久シ尾子編

明石書店 2002/5 \2000

ISBN: 475031563X

ヨーロッパは、2004-5年に大きく東に拡大する。そのトップランナーとなっているのが、中欧ハンガリーである。本書は、ハンガリーのそれぞれの領域に関する第1人者と言える多彩な専門家たちによって書かれた、輝くハンガリーの魅力と特徴を満載した
珠玉の書である。


紀伊国屋

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『グローバリゼーションと欧州拡大
 ―ナショナリズム・地域の成長か−』

御茶ノ水書房 2002/02 \800

ISBN: 4275019008

グローバリゼーションの中でのEU・NATOの統合と拡大の動きを
拡大候補国の側から分析し、貧富の格差、地域格差の拡大、民族の動向、ロシアとの関係
など、21世紀の地域統合の問題を探る。


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『ヨーロッパ統合のゆくえ
  −民族・地域・国家−』

宮島喬・羽場久シ尾子編

人文書院 2001/9 \2200

ISBN: 4409230352

これまで冷戦の結果、日本でも西欧と東欧は別々に扱われてきた。
冷戦の終焉以降、東西の「ヨーロッパ」の統一と多様性の見直しが進んでいる中、
本書は、EUの統合と拡大の問題を、西と東の各地域・各民族に関する第一線の研究者によって論じた、21世紀最初のヨーロッパ全体を見渡したEU統合の書である。


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『拡大するヨーロッパ 中欧の模索』

岩波書店 1998/12 \2000

ISBN4-00-002830-8 C0031

1989年における東欧の体制転換以降のヨーロッパ拡大と、それに伴って起こっている東欧の民族問題、社会改革などを、現地の史料を使いながら分析・検討)

目次



第1章拡大するヨーロッパと中欧



第2章統合の中の民族問題



第3章体制転換後の10年の中・東欧社会


『国際政治経済辞典』東京書籍、2002年更新

<刊行予定>

<共著>

『新書ヨーロッパ史』堀江、木村編、講談社現代新書、(近刊)。


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